Nexus7をroot化

明けましておめでとうございます。


新年最初の更新は、休み中に行ったNexus7のroot化のことについて。

12月中旬にroot化のことを知ってからroot化を考えていたんですが、休みにネクサスのことを一日調べたりいじれる時間がなく、データが初期化されることからリカバリが面倒だろうなと思って延び延びになっていました。

で、実際にいろんなサイトを調べながらやってみました。
ただ、書いてあるとおりにやってもうまくいかないこともあったので、自分がやってみた手順を、再度やることがあるかもしれないので書いてみます。
※root化はあくまで自己責任、途中で失敗しても人のせいにしないこと!


まずは、root化するための方法として「Nexus Root Toolkit Ver1.6.1」を使いました。
ダウンロードはWugFreshから行なっています。(現状ではバージョンが1.6.2になっているようです)

そして、PCへインストール後にToolkitを立ち上げます。ちなみに自分のPCはWindows7の64bitです。
この段階ではNexus7はまだPCに繋げません。

操作画面はこんな感じです。

最初にすることは左上の「Your model type」を持っているNexusAndroidバージョンに合わせること。自分のバージョンは最新なので4.2.1です。

次に右上の「Initial Setup」でNexusのドライバーをインストールします。

自分はここで少し手間取りました。

まずStep1です。今のPCに入っているNexusのドライバーをデバイスマネージャやUSBDeview(自分はこの時にこういう画面があるということを始めて知りました)からアンインストールします。PCに繋いだことがなければ何も入ってないと思います。

次にStep2。ここでroot化するためのドライバーをインストールします。

それぞれのPCでインストールするものが違うようで、自分のPCは#3のRAW Driverを推奨されています。

ここで、Nexus7をPCに接続します。がその前にNexus7をちょっといじらないといけません。
一つは「設定」の「開発者向けオプション」からUSBデバッグモードをONにすることなのですが、もう一つ、同じく「設定」の「ストレージ」に入って右上の…アイコンから「USBでパソコンに接続」をPTPモードへ切り替えることです。
これが書いていないサイトがちょこちょこあって自分が参考にしていたサイトもそれでした。
自分のNexusは何もしていない状態でMTPモードになっていました。

あとこれはやったほうがいいのかわかりませんが、一部のサイトに書いてあったので「セキュリティ」の提供元不明アプリのインストールを許可するにしました。

ここまでやってNexus7をPCに接続します。
接続するとドライバーのインストールに失敗しますが、そこは気にせず途中だったRAW Driverのインストールに進みます。

この画面でLaunch Device Managerをクリックするとデバイスマネージャが開いて、ドライバーのインストールに失敗したNexusが?マークで画面と同様に表示されていると思います。
そこで、次の手順へ。

ドライバーがあるパスを右下のボタンでクリップボードにコピーします。
PCにToolkitをインストールした場所によって表示されるパスは変わるはずです。

そして、先程開いたデバイスマネージャで?になっているNexus7を右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」を選びます。
ここで、ドライバーは手動検索にして指定するパスを先程クリップボードにコピーしたものを貼り付け、インストールします。

インストールに成功するとデバイスマネージャがこのような画面になります。
PCの環境によっては違う表示なるかもしれません。

これでroot化のドライバーが入りましたので、「6」のタブに進んでReboot BootloaderをクリックするとNexus7が再起動します。
※自分はここで上記PTPモードにしていなかったため、ドライバーのインストールがNexusを接続した時から成功した状態になっていて、その状態でドライバーを上書きしていましたが、Fastboot device was not found?みたいな表記が出て、Rebootがかけられませんでした。

その先のタブは自分はデバイスドライバーのインストールが失敗しているものがなかったため、「12」まで進んでReboot Deviceをクリックしました。

ここまで進めばRaw Driverの画面を閉じて、ドライバーの最終確認としてStep3のFull Driver Testを行います。

ここで成功すれば、あとは操作や設定で難しいことはないと思います。
というか、苦労しなかったのでほとんど覚えてません・・・
あとの文章は流す程度にご覧ください><


最初のToolkit画面に戻って、次に「Unlock」をクリックします。
Nexusのbootloaderが起動してUnlockしますか?と聞いてくるのでNexusの音量ボタンで選んで電源ボタンで決定します。
Nexus側でワシャワシャ動いて起動画面のGoogleのロゴが表示された時に鍵マークが表示されたらアンロックは成功です。
この後にNexusの初期セットアップが必要になりますが皆さん必ず一度やっているので問題無いと思います。(ただWifi環境が必要になるのでそのあたり注意ですね)


最後に本題のroot化。
ToolkitのRoot項目のCustom Recoveryにチェックを入れて、Rootボタンをクリックします。
いろいろToolkitが聞いてきますが全てOKをクリックすると最終的にroot化が完了します。

NexusにSuperSUやQuick Bootがインストールされているので、これでroot権限が必要なアプリの使用や、画面からNexusの再起動・電源OFFができるようになります。

自分はとりあえずPrismを切るための「端末エミュレータ」と全てのデータをバックアップできる「Titanium Backup」を入れました。

Titaniumでバックアップも取れたので、そのうちカスタムロムを入れてみようと思います。

長くなったので、年明けの持株状態は次回へ!